診療内容
当院は矯正専門の歯科医院です
多くの方にとって、矯正治療は人生で初めての経験です。
当院は矯正専門の歯科医院として、なるべくわかりやすい言葉で情報提供や治療説明を行ない、
患者さんのご希望を大切にしながら治療を行っています。
矯正治療の種類
全顎矯正
- 治療部位
- すべての歯
- 治療目的
- 審美性の回復、機能性の回復
- 歯を動かす期間
- 1~3年
部分矯正
- 治療部位
- 一部の歯並び
- 治療目的
- 審美性の回復
- 歯を動かす期間
- 3~12ヶ月
使用する装置の種類
ここでは、(1)裏側矯正 (2)表側矯正 (3)コンビネーション矯正(4)マウスピース矯正 (5)保定装置 について紹介します。
2表側矯正
歯の表側(唇側)にワイヤーの装置をつけるタイプです。お手入れが簡単になるというメリットがあります。
歯につける部品を、従来の金属ではなく、セラミックやプラスチックを選ぶことで、少し目立たなくなります。
歯の色味に合ったワイヤーを選択可能です(オプション料金)
▶ ワイヤー色見本の写真
3コンビネーション矯正
当院では上下の歯の矯正する際に、表側矯正と裏側矯正を組み合わせて矯正するコンビネーション矯正を行っています。
それぞれの矯正装置のメリット・デメリットを活かすことができます。
装置は目立たせたくない方、治療中のお手入れをなるべく手軽に済ませたい方に向いています。
4マウスピース
マウスピースは着脱可能な矯正装置です。
メンテナンスで通院するたびに新しいマウスピースに変えていきます。
透明な装置で、治療中に目立たせたくない方に向いています。
5保定装置
矯正治療が終わった後にセットする装置。
当院では後戻りを予防するため、矯正治療を終えたすべての方に保定治療を行います。
保定装置にはワイヤー装置(下記写真)タイプとマウスピースタイプがあり、適宜使用します。
症状別 矯正治療の紹介
当院では様々な不正咬合の治療を行っています。ここではよくある、(1)出っ歯の矯正 (2)すきっ歯の矯正 について紹介します。
2すきっ歯 矯正
子どもの時期のすきっ歯は、生え変われば自然に治りますが大人になってからのすきっ歯は、自然には治りません。
詳細ページでは実際に当クリニックですきっ歯を治療した患者さんを紹介します。
矯正治療のメリット・デメリット 比較
表側矯正
- 治療内容
- 全顎矯正、部分矯正
- 治療する場所
- 歯の唇側
- 目立ち方(※1)
- 目立つ(特に上)
- お手入れ(※2)
- 比較的簡単
- 滑舌への影響(※3)
- ほとんどなし
- 仕上がり(※4)
- 微細なコントロールが可能
裏側矯正
- 治療内容
- 全顎矯正、部分矯正
- 治療する場所
- 歯の舌側
- 目立ち方(※1)
- 目立たない
- お手入れ(※2)
- 慣れるまで大変
- 滑舌への影響(※3)
- 個人差あり
- 仕上がり(※4)
- 微細なコントロールが可能
マウスピース矯正
- 治療内容
- マウスピース矯正
- 治療する場所
- 全体
- 目立ち方(※1)
- 目立たない
- お手入れ(※2)
- 着け忘れは厳禁
- 滑舌への影響(※3)
- ほとんどなし
- 仕上がり(※4)
- 美的なこだわりが強い人には不向き
※1:矯正装置の目立ち方
表側矯正は歯の唇側に装置をつけるため、口を開けると装置が見えます。骨格によっては下の歯は見えづらい方もいます。
また、装置の種類は、ブラケット(歯につける金具)を金属・セラミック・プラスチックから選べます(金属以外はオプション料金がかかります)、ワイヤーも歯に近い色を選び、より目立たない工夫をしています。
マウスピースは透明ですが、至近距離でみたら気づかれる場合がありますが、例えば1m離れたら、気づかれるケースは非常に少なくなるでしょう。
※2:矯正装置のお手入れ
表側矯正装置や裏側矯正装置は、一度セットしたら外しません。歯と矯正装置の間を歯間ブラシでお手入れします。お手入れのしやすさは表側矯正の方がラクだと言えるでしょう。
マウスピース矯正は、歯磨きの際にマウスピースを歯ブラシで磨きます。
※3:滑舌への影響
もともと咬み合わせが悪いため滑舌が悪い人(特にさ行・た行)は、矯正治療後に滑舌がよくなります。ただし、裏側矯正の治療中は、舌を動かすスペースに装置をつけるため、矯正期間中は滑舌に影響が出る場合があります。ただしこれは個人差があり、舌の大きさや口腔内のスペースが影響します。
※4:仕上がり
裏側矯正と表側矯正は、歯に直接装置をセットするため、直接力をかえて歯の位置や角度をコントロールできます。そのため微細なコントロールが可能です。マウスピース矯正もかなりのコントロールがききますが、直接力を加えられないため、治療の限界があります。美意識が高い方や仕上がりにこだわりたい方の要望に応えるのは難しい場合があります。